ADminiのAI総評の読み方|250字に何が書かれ、どこを翌日の打ち手に使うか

AI日次レポートを開いて、いちばん下の総評だけ読み飛ばしている。広告運用者の方からそういう話をよく聞きます。250字しかないので数秒で目は通るのですが、そこから翌日の作業が変わったという実感がない。ただ、総評は上のグラフと同じ材料から作られた最後の一文であって、読む場所さえ決まれば「明日どこを開くか」がそのまま決まります。ADmini(アドミニ)のAI総評について、何が書かれていて、何は書かれないのかを整理します。
AI総評はレポートのどこにあり、何を材料にしているか
レポート最下部の独立ブロック。250字以下の自然文で、見出しは付かない
AI総評は、AI日次レポートの画面いちばん下に置かれた独立した1ブロックです。上段にKPIの増減、中段の左に短期インサイト、右に中長期インサイト(マーケティング・ミックス・モデリング。どの媒体に広告費を寄せるべきかがわかる分析)が並び、その全部を受けて最後に総評が来ます。テキストは250字以下で、箇条書きでも見出し付きでもなく、ひとつづきの自然文です。各セクションのタイトル横には計算完了日が入ります。KPI・短期インサイト・総評は同じ計算の結果なので日付もそろいますが、中長期インサイトだけは別の日付になることがあるので、そこだけ見比べておくと古い数字を読み違えずに済みます。
材料の主役は自分の内部データで、外部の市場情報は毎日は入らない
総評の根拠は、まず自分の広告アカウントの数字です。外部の市場情報も材料になりますが、こちらは毎日取りに行く設計ではなく、3日に1回程度のペースで実行されます。実行されなかった日に断りは出ず、内部データだけで総評が作られます。画面に「市場情報は取得できませんでした」と出るのは、取得を試みて失敗した日だけです。「今日の総評に市場の話が出てこない=異常」ではありません。毎日外部を調べにいくことが分析として正しいとは限らない、という前提で組まれた挙動です。

250字をどう読むか
先に自分のカラム表示名を整えておくと、総評は読める文になる
総評は、画面に表示されているカラム表示名をそのまま使って書かれます。データソース側の見出しが「cost」「conv」のままなら、総評の文中にも「cost」と出ます。指標名が英語のまま混ざった250字は、読めなくはないものの、朝の数秒で意味を取るには向きません。表示名を日本語へ直しておくだけで総評の読了率は変わります。集計方式の選び方によっても総評が触れる数値は動くので、合計と平均のどちらで見ている数字なのかは、集計方式の使い分けとあわせて確認しておくと安全です。
外部要因の一文は、原因ではなく「確認する場所」として読む
総評に市場の話が出てきても、それは確定した原因としては書かれません。内部データを主根拠、分析結果を裏づけ、外部情報は補足という優先順位で文章が作られているためです。「競合のセール時期と重なった可能性があります」という一文を読んだら、そこで納得して終わらせず、その期間の表示回数と平均CPCを自分で開いて確かめる。総評が担うのは原因の断定ではなく、当たりをつける範囲を狭めることです。
上段・中段と内容が重なるのは仕様。重複は入口として使う
総評の内容は、中段の短期インサイトや中長期インサイトのサマリーと一部重なります。これは設計上許容されている重複で、不具合ではありません。読む順番としては、総評で全体の方向をつかんでから、気になった箇所だけ中段へ戻るほうが速く終わります。要因分解そのものの読み方は短期インサイトの読み方で扱っているので、総評が要因に触れていた日はそちらへ降りてください。

翌日の打ち手につなぐ
総評が指した指標は、定義を確かめてから動かす
総評は自分のアカウントに表示されている指標名で書かれるため、媒体をまたいで数字を足したときの落とし穴までは面倒を見ません。同じ「コンバージョン」でも媒体ごとに数え方が違い、合算した時点で意味が変わる指標があります。総評が「CVが減っている」と書いた日に、それが1媒体の話なのか合算の話なのかは、広告指標の一覧と計算式で定義を突き合わせてから判断したほうが、翌日の予算移動を間違えません。
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レポート履歴の保持期間で、総評の使い方は変わる
過去の総評をさかのぼれる期間はプランで違います。ADmini(アドミニ)のレポート履歴は次の期間だけ残ります。
| プラン | レポート履歴の保持期間 | 総評の使い方 |
|---|---|---|
| Free | 即削除 | その日の総評を読むだけ |
| Plus | 100日 | 前日・先週と読み比べられる |
| Pro | 400日 | 前年同月との比較まで戻れる |
Freeでは前日の総評と読み比べる使い方ができません。「先週も同じことを言われていた気がする」を確かめたい段階に来たら、そこが有料プランの入口です。前日・先週と読み比べられる状態は、Plusの月3,980円から始まります。ただし、履歴が伸びても総評そのものが賢くなるわけではありません。増えるのは、同じ指摘が何日続いているかを自分で確かめられる材料のほうです。
まとめ
AI総評はレポート最下部の250字の自然文で、材料の主役は自分の内部データ、外部の市場情報は3日に1回程度しか入りません。読むときは、カラム表示名を整えておくこと、外部要因の一文を原因と決めつけないこと、指標の定義を突き合わせてから予算を動かすこと。この3つで、数秒の読み流しが翌日の1手に変わります。まず今週やることは、データソースのカラム表示名を日本語へ直すことです。総評が読める文になっていなければ、それ以降の話は始まりません。
レポートが担うのは「どこを見るべきか」を毎朝そろえるところまでで、その先の「動かすかどうか」は運用者の判断に残ります。総評が外部要因を断定しない設計になっているのは、その線引きを守るためです。
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よくある質問
ADminiのAI総評はどこに表示されますか?
AI日次レポートの画面いちばん下に、独立した1ブロックとして表示されます。上段のKPI、中段左の短期インサイト、中段右の中長期インサイト(マーケティング・ミックス・モデリング。どの媒体に広告費を寄せるべきかがわかる分析)を受けた最後のブロックです。テキストは250字以下の自然文で、見出しは付きません。
AI総評に市場の話が出てこない日があるのはなぜですか?
外部の市場情報を毎日取りに行く設計ではないためです。3日に1回程度のペースで実行され、実行されなかった日は画面に断りが出ないまま、内部データだけで総評が作られます。「市場情報は取得できませんでした」と表示されるのは、取得を試みて失敗した日だけです。市場の話がない日は異常ではありません。
AI総評に書かれた外部要因は、成果が動いた原因と考えてよいですか?
原因の断定としては読まないでください。総評は内部データを主根拠、分析結果を裏づけ、外部情報を補足という優先順位で書かれており、外部要因は確定原因として提示されない設計です。市場の話が出てきたら、その期間の表示回数や平均CPCを自分で確認して裏を取ってください。
無料プランでも過去のAI総評を見返せますか?
Freeプランではレポート履歴が即削除されるため、過去の総評をさかのぼることはできません。保持期間はPlusが100日、Proが400日です。前日や先週の総評と読み比べたい段階になったら、有料プランを検討する目安になります。
